バイクもサブスクサービスが始まりました

今更だけどサブスクって何?

メディアでも友人との会話の中でも、最近やたら耳にする言葉があります。
「サブスク」ってかなり良く聞く言葉なんですが、実は・・・サブスクって何?と思っている人も多いのでは?と思うのです。
自分自身もサブスクってどういう意味なのか分からず使っていて、やっと最近意味を理解しました。

サブスクっていうのは、「サブスクリプション」という言葉で日本語に訳すと「定額制サービス」です。
ケーブルテレビなどの契約で、月額1,000円で見放題というサービスがありますが、こういう定額サービスのことを言います。

ネットショッピングで洋服を買って、それに対して対価を支払うという単体ではなく、年会費的なものを支払って何度でも利用できるジムといった、「利用期間」に対して対価を支払うことです。
年とか月など比較的短いスパンにすることで、利用する方もいちいち支払わなくていいし、提供する側も短いスパンで費用をとれるので、使いやすいサービスといえます。

サブスクとレンタル・リース・シェアリングの違い

定額制サービスというと、なんとなく「じゃ、リースとかレンタル」と同じようなものと考える人もいますし、中にはシェアリングとサブスクが同じと考えている人もいます。
レンタルは不特定多数の方へ物を貸す、サービスする時間を貸し出します。
このレンタルのシステムを継続的に行う部分は同じですが、提供するサービス、貸している商品の値段は個々に違うため、「定額制サービス」と同じにはなりません。

リースはサブスクとコンセプト自体が根本的に違います。
リースというのは、高い設備、機材などを「長期間」貸し出すサービスです。
例えば大型サーバーは数百万もしますので、1年、3年くらい利用したいと考えた場合、リースを選択する企業が多いでしょう。
サーバーにしても3Dプリンターなどにしても高額ですが、のちにまた新しい商品が販売されますので、購入しても機器はどんどん古くなるのでリースが最適です。

次にシェアですが、これはもう全く違うサービスです。
特定のものやサービスを複数の人たちがお金を出し合って購入して、メンバーの中で利用する権利を得る、利用する、これがシェアリングとなります。
サブスクの場合、所有権が消費者に渡ることもないので、この辺もシャアリングと違う点です。

すでに広まっている身近なサブスク

現在様々なサブスクが行われていますが、身近なものでいくと「Amazon Prime」「YouTube Premium」「Spotify」などがあります。
Amazon Primeは、月額500円もしくは年会費として4,900円支払うことで、様々な会員制サービスが受けられるサブスクです。

YouTube Primeは、月額680円から2,400円で様々なサービスを受けられるサブスクで、学割で680円、一般の方が利用する場合は1,550円かかります。
ただ内容的にはかなり濃く、YouTube動画を広告なしで見ることができ、動画をデバイスにダウンロードしてオフラインで見ることができるなど、動画好きな人には最適なサブスクです。

Spotifyは4,000万曲もの楽曲が聞き放題という音楽のサブスクです。
月額980円かかりますが、こちらも人気のあるサブスクとして知られています。

バイクのサブスクリプションにはどんなサービスがある?

乗り物系のサブスクも色々登場していて、これから先もさらに増えるのではないかと予想しています。
トヨタと株式会社KINTOが展開する自動車のサブスク「KINTO」は、月額33,950円から87,000円で好きな車を1台3年楽しめるというものです。
頭金もなく税金や定期メンテナンス、保険などがパッケージされており、車を買うという面倒がありません。

中古車販売のガリバーが展開するサブスクは「NOREL」です。
KINTOと同様に車を定額で利用できるサービスですが、車種が幅広く、国産車中古から海外の新車までいろいろな車を定額利用できます。

さらに!バイクのサブスクもあります。
バイク用のサブスクでも有名なのが、ヤマハの「月極ライダー」でしょう。
30日単位で契約できるので、毎月違うバイクを楽しむこともできるのです。

色々なバイクに乗ってみたい、試してみたい方にはおすすめのサブスクです。
最近では電動バイクのサブスクも登場しているので、電動バイクに乗ってみたい方は試してみるといいでしょう。