【ツーリング情報】ヤビツ峠

東京からもアクセスしやすいヤビツ峠

みんなで走るツーリングも楽しくていいのですが、たまにはほかの人のペースなど気にすることなくのんびり、一人ツーリングするのもいいです。
今回ご紹介するのは東京からもアクセスしやすい、ヤビツ峠を道志みちルートで進むツーリングになります。

信号がほぼない道で気持ちのいいワインディングを楽しめる道なので、のんびり走れます。
気持ちいいなーと走りを楽しめるほか、アクセスが本当にいいのが魅力です。
スタートを秦野中井ICにするとして、東名高速東京ICまでほんの30分で到着します。
そこから道志みちをぬけ、山中湖まで行くコースは運転テクニックなどをそれほど気にせず、楽に走れます。

ヤビツ峠のルートは簡単・・初心者にもおすすめ

秦野中井ICを降りたら県道71号をちょっと北上します。
そこからはほぼ道なりに走るだけなので、迷うこともなく初めて来る方も怖くないでしょう。

東京ICを降りてしばらくはとにかく穏やかで、10分くらい走っていくと豊かな緑を感じる風景が広がっています。
本当に東京近郊なのか?と思うくらい、ほっこりする景色を堪能できるルートです。

県道71号から70号に入ってしばらく走ると、ヤビツ峠が近くなります。
箱根などと同じように天気が変わりやすいので、カッパなど雨対策しておく方が安心です。
ヤビツ峠の名の由来は、道路整備中に戦で利用していた「矢」が見つかったからだといわれており、この辺りは心霊スポットとしても知られています。

日中はお天気が良ければ本当に気持ちよく走れる道コースですが、ちょっと舗装が悪い部分や落ち葉で滑りやすいところがあるので、その点だけ注意すればOKです。
紅葉の季節に行けば、美しい紅葉も見られます。

夜景もきれいな菜の花台展望台へ行こう

ヤビツ峠を登っていくと「菜の花台」という展望台があります。
頂上付近の展望台からは、秦野市、その周辺の街並みを一望でき、夜景が美しいスポットとしても人気です。
空気がきれいな時には伊豆などもきれいに見えるといいますから、その眺望の良さが想像できるでしょう。

冬場の方が空気も澄んでいてきれいなので、寒さに強い方は冬場、夜景を見に行くのもおすすめです。
ここから護摩屋敷橋を通ると護摩屋敷の水と呼ばれる「丹沢の名水」を汲めるスポットがあります。

ここは山伏がこの水で身を清めたといわれるところで、近隣の方々おいしい水を求めてポリタンク持参で通う方々も目にします。
水は本当にくさみも癖もなく、この水でコーヒーやお茶を飲みたいと思うほどです。

山中湖までいけば防寒対策も必須

県道64号を走り相模原と山中湖を結ぶ道志みちへ合流、ヤビツ峠と比較すると路面はとてもいい状態です。
ただ道志みちは国道なので交通量が多く、適度にワインディングもあるため、交通量が多いときもあります。

東京から山中湖へくる場合、高速道路を利用する人が多いと思いますが、たまにはのんびり道志みちを使うのもおすすめです。
山中湖あたりは夏場でもひんやりしているので、防寒対策も忘れないようにしましょう。