バイクがうるさいといわれました

バイクがうるさい?起きたトラブル

今バイクに乗るようになって、バイクの音は気にしていないけれど、確かに子供の頃、バイクの大きなエンジン音がするとうるさいな!と思っていました。
今では爆音こそバイク!なんて思うこともあるくらいです。

バイクに乗らない人からすれば、バイクの音が騒音と思うことも仕方ありません。
バイクによってですけど、本当にびっくりするくらいの爆音で走行している人もいます。
ただこの音について、周囲の人の立場に立って考えないと、大きなトラブルとなることもあるのです。

2020年には大阪でバイクを運転していた男性に対し、2名の男性が木の棒で暴行し、ケガを負わせるという恐ろしい事件がありました。
マフラーの音がうるさくて襲ったということですが、このトラブル以外にも、バイクに乗っていた少年をサバイバルナイフで刺すという事件も起きています。

苦情を受けることもしばしば

バイクの音は乗っている人からしたらうるさいとも感じないですし、それがかっこいい!と思う人もいます。
しかしバイクに乗らない人は、バイクのマフラー音は騒音でしょう。

自分も夜ちょっと遅い時間に帰宅して、翌日、近所の方に、「夜遅い時間はちょっと離れたところでエンジンを切って帰ってきてくれないか」とやんわりですがお叱りを受けました。
音の感じ方は人によって違いますが、騒音だと感じる人もいるのですから、ライダーは音について少し考える方がいいかと思います。

バイクの騒音規制について理解が必要

バイクの騒音に関する規制はここ数年でかなり厳しくなっているのが現状です。
騒音については近接騒音測定によって測定され、この測定によって排気音の上限値が決まっています。

50㏄以下は79デシベル、125㏄以下は85デシベル、250㏄以上は89デシベルと、排気音の上限が定められているのです。
この規定値を超えている場合、「整備不良」として取締対象となります。
取締対象となった場合、違反点数2点、さらに反則金として7,000円支払わなければなりません。

ただ、バイクの騒音に関して取締対象となることはほぼないといわれています。
走行しているバイクについて、リアルタイムで音を計測することは難しいこと、また現行犯で取り締まることが難しいこともあり、取締対象となることが少ないのだそうです。

バイクがうるさいといわれたライダーにできること

取締対象となることがほぼなくても、ご近所の方々に迷惑をかけるようでは困りますので、バイクがうるさいといわれた場合、どんなことができるのか考えてみました。
自分が近隣の方に怒られたとき、保安基準を満たしているバイクなんだけどね・・とかすかに思ったのも事実です。
ただカスタムしていないし自分からうるさくしようとしていないとしても、確かにバイクの音はうるさいですから、「マナー」という面で気を付けています。

例えば、早朝とか夜間は低速走行で走る、アイドリングはしない、もしくは短くする、空ぶかしはしない、急発進・急加速しない、大きい道路までエンジンをかけず押すなどです。
また友人は、住宅事情もあり自宅からちょっと離れた駐車場を借りていました。
住宅地から少し離れているので、エンジン音など気にしなくても済むそうです。