パーツ交換後も純正品は残しておくべき

カスタムするなら知っておくべきこと

カスタムで自分好みのバイクにしたい、そんな思いをもってバイクの免許を取得した方も多いでしょう。
カスタムパーツもたくさん販売されていますので、色々とカスタムを楽しまれていると思います。

ただカスタムする際、取り外した純正パーツなどどうすればいいか、迷っている方もいます。
最近はインターネットオークションで売ることもできますし、再利用できないなら処分する選択もありますが、どういった処理が一番いいのかよく考えてみましょう。

パーツ交換後の処理はどうしたらいい？

交換した純正パーツは取っておくべきという意見も多いのですが、なぜ、取っておく方がいいのかというと理由があるのです。
バイクも総排気量が250㏄以上となると車検が必要となります。

カスタムする際、カスタムした部品の中に保安基準に引っかかるのでは？と思われるパーツもあります。
車検に引っかからないと思っていたのに、いざ車検に出してみたらこれは通らないといわれて、パーツ交換が必要となることもあるのです。

車検に通るかどうかわからないなと思うとき、純正パーツを取っておけば車検の前に交換することができます。
また通らなかったとき、純正パーツがあればすぐに交換できるので便利です。

純正パーツは残すべき・・・なぜ残す方がいいのか

純正パーツは取っておいても仕方ないからどんどん売ってしまう、処分してしまうという人もいますが、乗り換えすることを考えると、純正パーツを保管しておく方が安心です。
バイクを乗り換える場合、下取り、買取査定などいくつかの方法があります。

かなり費用をかけてカスタムしたのだから、これは高く売れるぞ！と思っていたのに、純正パーツのままの同じバイクよりも査定が低くなったということもあります。
カスタムの仕方によっては、かなり高くなるバイクもありますが、純正パーツがついていないことでマイナスとなることもあるのです。

ノーマルの状態よりも査定額が下がりやすいバイク、またカスタムの仕方なら、査定の前に純正パーツに取り換えます。
そのうえで査定を受ければ、カスタム時より査定が高くなることもあるでしょう。

状況に応じてリサイクルなども考えよう

純正パーツを保管しておく方がいいといっても、大きいパーツは保管スペースをとるので家族に嫌がられることもあります。
小さいパーツでも複数あれば、これどうにかしてよと家族から怒られることもあるでしょう。

買い替えを考えているのなら、純正パーツを保管しておくことをおすすめしますが、保管してあることを忘れて買い替えてしまった場合や、買い替え自体全く考えていないのなら、リサイクル、パーツ買取などで処分する方がいいでしょう。
今後、そのパーツを持っている意味があるのか、よく考えた上で保管するかどうか考えることが必要です。